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東京都、広域交通ネットワーク計画で臨海部と品川に地下鉄構想

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東京都、広域交通ネットワーク計画で臨海部と品川に地下鉄構想
東京都は7月10日、広域交通ネットワーク計画に関する「交通政策審議会答申に向けた検討のまとめ」を発表した。

同資料では、運輸政策審議会答申第18号(平成12年)における「平成27年までに開業することが適当である路線(A1)」「平成27年までに整備着手することが適当である路線(A2)」「今後整備について検討すべき路線(B)」について検討している。

A1の16路線すべてはすでに開業あるいは事業中の状況にある。一方、A2およびBに分類される路線は、事業主体や収支採算性などの課題があり、都内の全路線が未着手となっているという。さらに、現答申に位置づけがない路線についても、国や区市町村、鉄道事業者で検討されている路線などは検討対象とした。

平成27年までに整備着手することが適当である12路線(A2)

今後整備について検討すべき9路線(B)

その他路線

これまで対象路線について個別に需要予測を行って評価していたが、空港アクセスに資する路線や東京臨海地域の交通需要に対応する路線は複数の路線が計画されていることから、比較検討が行われた。

空港アクセスに資する路線は、新空港線「蒲蒲線」、JR東日本羽田アクセス線、都心直結線の3路線が比較された。試算により、羽田アクセス線と蒲蒲線を整備した場合、需要が競合することから、蒲蒲線の収支採算の確保に課題があるという結果が出たという。
同様に、羽田アクセス線と都心直結線を整備した場合も、両路線の収支採算性の確保に課題があるとの結果になった。

東京臨海地域の交通需要に対応する路線は、東京8号線延伸(豊洲~住吉)、ゆりかもめ延伸(豊洲~勝どき)、JR東日本羽田アクセス線、都心部・臨海地域地下鉄構想の4路線が比較された。

ゆりかもめ延伸(豊洲~勝どき)と都心部・臨海地域地下鉄構想を整備した場合、需要が競合することにより、ゆりかもめ延伸(豊洲~勝どき)の収支採算性の確保に課題があるという試算結果が出た。

一方、東京8号線延伸と羽田アクセス線は、都心部・臨海地域地下鉄構想とは需要が競合せず、試算では、収支採算性に影響はないという結果になった。

検討の結果、「整備について優先的に検討すべき路線」として、以下の5路線が抽出された。その5路線については、整備効果と今後の課題について、検討される。東京8号線延伸(豊洲~住吉)
東京12号線延伸(光が丘~大泉学園町)
多摩都市モノレール延伸(箱根ヶ崎方面)
多摩都市モノレール延伸(町田方面)
JR東日本羽田アクセス線<現答申外>

また、「整備について検討すべき路線」に、目標への寄与度がB評価以上の路線から、現答申に位置付けのある路線と、収支採算性と費用便益比がともにA評価の路線である都心部・臨海地域地下鉄構想、都心部・品川地下鉄構想が抽出された。

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