2015年7月16日 11:30
残業と士気の関係は? 残業100時間以上で士気が高い企業ランキング
ヴォーカーズは7月15日、調査レポート第17弾として、「やる気と残業の切れない関係」を発表した。同調査は、就職・転職のための社員によるクチコミサイト「Vorkers」に投稿された社員クチコミのデータから、「社員の士気」と「月間平均残業時間」に着目し、その関係性を調査したもの。
Vorkersに寄せられたクチコミデータをもとに、各企業の「月間平均残業時間」を5時間ごとにグルーピングし、そのグループ内の「社員の士気」(5段階評価)の平均値をグラフにした。結果、「士気の高さ」と「残業時間の長さ」に相関関係があることがわかったという。
具体的には、残業100時間までは「士気の高さ」が緩やかな上昇傾向だが、100時間を境に急上昇している。これにより、同社は「月間100時間以上の残業が求められる環境においては、より高い士気が必要とされる傾向がある」、もしくは「士気が高いがゆえに、残業時間が100時間を超える」といった状況があると分析している。
まず、残業100時間以上で士気が高い「ヒートアップ型企業」の第1位となったのはオープンハウスだ。同社社員の士気が5段階評価中4.5と高く、モチベーションに関するクチコミを見てみると、「評価制度は売上と直結している。