くらし情報『計画が白紙に戻った新国立競技場問題に「一番の被害者はラグビー」の意見』

2015年7月17日 17:29

計画が白紙に戻った新国立競技場問題に「一番の被害者はラグビー」の意見

計画が白紙に戻った新国立競技場問題に「一番の被害者はラグビー」の意見
安倍晋三首相は7月17日、2020年の東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとして使用予定の新国立競技場の建設計画を白紙に戻し、「ゼロベースで計画を見直す」と表明した。

現在の計画は、イラク出身の女性建築家であるザハ・ハディドさんのデザインに基づき作成された。鋼鉄製の2本の弓状の巨大な構造物「キールアーチ」を用いた斬新的なデザインだったが、そのキールアーチの建築に膨大な費用がかかることが判明。総工費は、当初の計画を数百億円以上も上回る2,520億円にまで膨張していた。この膨れ上がった総工費をめぐり、下村博文文科相が5月に舛添要一東京都知事に500億円の費用負担を要請し、舛添都知事が難色を示したという経緯もあった。

安倍首相は、五輪はアスリートや国民が主役であるとしたうえで、「皆さんに祝福される大会でないといけない」と発言。1カ月ほど前から計画の見直しを検討してきたことを明かした。だが、今回の計画見直し決定に伴い、2019年開催の「ラグビーワールドカップ2019」には新国立競技場が使用できない公算が大きくなった。


今回の計画見直しを受けて、Twitter上では

「もう無理な気しかしないな」

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