2015年7月18日 10:00
スマホの個人情報、若年層の過半数は会社に見られても"OK" - MobileIron
MobileIronは7月16日、同社が行った2015年の企業のモバイル環境における信頼格差調査の結果を発表した。これによると、個人のモバイルデバイス上で行われる業務の量は増加傾向にあり、従業員は雇用主がデバイス上にある個人情報を保護すると期待しているという。
調査によると、モバイルワーカーの86%がスマートフォンを所持してそれを仕事目的で使用しており、同様にタブレットを使用しているのは37%だった。
61%のユーザーはモバイルデバイス上の個人情報保護について雇用主を信頼し、30%は、会社が個人のメールと自分のスマートフォンやタブレット上にあるテキストメッセージ、写真などの個人情報を見ることができるならば、仕事を辞めると回答している。従業員の大部分は、会社がモバイルデバイス上の個人情報のプライバシーを守っていると信じているものの、特定の種類の個人データについてはまだ不安を感じていることがわかった。
一方で18~34歳の男性、または家庭に18歳未満の子供がいる者と定義されるジェネレーションM(Gen M)の従業では62%が、モバイルデバイス上の個人情報の少なくとも一部は会社に見られても構わないと回答した。