くらし情報『国交省、2014年度国内航空トラブルは928件 - 事故2件・重大インシデント4件』

2015年7月21日 18:01

国交省、2014年度国内航空トラブルは928件 - 事故2件・重大インシデント4件

国交省、2014年度国内航空トラブルは928件 - 事故2件・重大インシデント4件
国土交通省は7月17日、「第17回航空安全情報分析委員会」(6月24日実施)において審議された、平成26年度の航空輸送の安全に関わる情報の概要を発表した。平成26年度においては、本邦航空運送事業者から航空法第111条の4の規定に基づき、航空事故2件、重大インシデント4件及び安全上のトラブル922件の合計928件について報告した。

航空事故の1件は4月29日、ジェイエア機(エンブラエル式ERJ170-100STD型)が飛行中、機体が動揺して客室乗務員 2人が負傷した。もう1件は9月12日、JAL機(ボーイング式767-300型)がソウル(金浦)に向け降下中、機体が動揺して客室乗務員7人が負傷した。

一方、重大インシデントは4件となった。4月28日には、ピーチ・アビエーション機(エアバス式A320-214型)が那覇空港に進入中、対地接近警報装置が作動したため緊急の回避操作(機首上げ操作)を行って進入復行を行った。5月28日には、ANA(ボーイング式 777-300ER型)が離陸直後に第2エンジン(ゼネラル・エレクトリック式GE90-115B型)に振動が発生し、排気ガス温度が高いことを示す計器表示があったため、同エンジンを停止して航空交通管制上の優先権を要請のうえ引き返した。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.