2015年7月22日 06:00
ピース又吉直樹の芥川賞受賞に中国でも「すごく才能があると思ってた」の声
お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹氏の純文学小説『火花』が第153回芥川賞を受賞した。日本では増刷につぐ増刷にも関わらず、「手に入らない」との声が上がる状況で、にわかに日本人の読書熱が上がったようだ。そしてその熱気は中国にも広がっている。
○「何でお笑い芸人がこんなにカッコいいの? 」
又吉氏に関する中国版ツイッター「ウェイボー」で特に目についたのが、「カッコいい」という声だ。
「すごくカッコいい! 」
「この髪型じゃなかったら、顔だけでもイケるんじゃないかな」
「髪型を変えた方が絶対にカッコいい」
「何でお笑い芸人がこんなにカッコいいの? 」
「ずっとカッコいいと思ってたのは、きっと私だけではないはず」
「カッコいいよね、アイドルになっても大丈夫そう」
ウェイボー上で転載されていたまるで明治の文学青年のような帽子に着物の姿の又吉氏は、確かに筆者から見てもカッコいいと思えるものだった。
○「お笑い系の人は内に秘めた知識が多い」
しかし、芥川賞を受賞したから突然興味を持った、というではなく、以前から又吉氏を見ていたという中国人も多いようだ。
「『ひみつの嵐ちゃん』に出た時も品格があったよね」