これで猫砂は飛び散らない!? 入口が上についている猫トイレを使ってみた
実は、入口が上についているタイプの猫トイレというものが少数ながらも存在する。そのうちの一つ、「クレバーキャット」という商品名の猫トイレを今回入手してみた。
○少し大きめのサイズ
サイズは、横幅約50cm×幅38cm×深さ38cm。硬質プラスチックでできており、カラーはライトグレーだ。
用を足した後、猫の肉球に挟まって猫砂が飛び出ることがあるが、このフタのくぼみでキャッチするというわけだ。
入口は綺麗な円形をしており、かなり広い。少し大柄な猫でも楽に中に入れることだろう。
○猫が寄ってきた
さて、早速猫がやってきた。今までとは全く違ったタイプの猫トイレであるため、使用の説明書には「まず最初の数回は、フタを取ったまま猫にトイレを使わせてあげてください」と書かれていた。猫がこのタイプのトイレに慣れてきた時点で、フタをつけて使用してもらうのだという。
この段階ではまだ猫砂を入れていなかったので、取りあえず猫が上に入口があるということに気づいてくれるかどうか、試してみることにした。
○入室方法がいつもと違うことに気づいた猫
ものの10秒もたたないうちに、猫が上についた入口に気づいた。
前足をトイレのふちに置いて、いざ、ジャンプ。
我が家の猫はまだ4歳。楽々と上ることができた。しかし、他の飼い主たちが書いたレビューにもあったが、足腰が弱ってくるシニア猫には使うのは中々難しいかもしれない。どちらかというと若い猫向けのトイレだと言えるだろう。
○入室完了!!
こちらの猫は体重3.5キロ。かなり小柄なオス猫なので、とてもゆったりと猫トイレを使うことができそうだ。
○フタを外すと……
さて、最初のうちはフタを外して使用する必要があるとのことなので、実際に外してみた。
猫がかなり小柄、もとい、トイレがそこそこ大きいことが、この写真で伝わるだろうか。
小柄な猫ならば、下手をしたら3匹入る位のスペースがある。これならば、大柄な猫でも十分に使うことができそうだ。
○二匹楽に入るほど仲は広々
実際に6キロの大柄な猫が中に入ってきた。この状態ではさすがに用を足すことはできなさそうだが、ただ中に入るというだけであれば、3.5キロの猫と6キロの猫が同時にお座りすることができる位の広さがある。
○実際に猫砂を入れてみよう
さて、実際に猫砂を入れてみた。少々大きな猫トイレなので、新品の猫砂を丸々一袋入れて丁度良い深さとなった。
側面の壁は非常に高い。
これだけ高ければ、そう簡単には猫砂も外には飛び散らないだろう。
○使用してみた感想
本来ならばまだ使いなれないうちはフタを外した状態で使用してもらう必要があるのだが、今回だけは撮影のため、フタつきの状態で猫に使ってもらった。
こちらは小を済ませた後、周りの猫砂を手で書き集めて埋めている最中の様子。オープンタイプのものだと、この書き集める作業の時点で少量の猫砂が飛び散るものであるが、当然ながらこの猫トイレだと一切飛び散らない。
猫が外に出てきた際、肉球の間に挟まっていた猫砂はほとんどフタのくぼみで取ることができていた。
数週間使用してみた結果、一粒も猫砂が外にこぼれないというわけではなかったが、オープンタイプ・ドームタイプに比べるとかなりの確率で砂の飛び散りを防止することに成功していた。ただ、弟猫は好んでこちらのトイレを使ってくれたのだが、兄猫はこのタイプはあまり好きではないようで、以前から使用していた猫トイレを使い続けていた。
上に入口がついているタイプの猫トイレは、砂の飛び散り防止には役立ってくれるが、猫の好みによってはあまり使ってくれないこともあるかもしれない。
<作者プロフィール<
うだま
猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。
ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。