猫用の王冠をうちの猫の頭にのせてみた
しかしあれからひと月半、ついにペット用の王冠を見つけて入手したのだ。フェルトでできた小さく軽い王冠でお値段も500円程度だったが、かなり高級感がある。ということで、今回実際に使ってみることにした。
○猫に忍び寄ってみる
まずは猫に気づかれないよう忍び寄ってみる。クーラーのきいた涼しい部屋で、いつもの巨大マシュマロクッションの上で猫がくつろいでいた。
なんだかソフトクリームからはみ出た具のように見えてしまう。
○銀の王冠
さて、このフェルトでできた軽い王冠を猫に見せてみる。ただの分厚い布であることを、猫本人にわかってもらうためだ。
○のせてみた
ぽん、と頭に置いてみると……。無事に戴冠終了だ。ちょうど良い具合に、うちの猫がサバトラ白の猫なので、王冠の色とマッチしている。
真正面から撮影した様子がこちら。透け感のある布が何となくマントのように見えなくもない。
我が家に君臨する国王にふさわしい容貌だ。
しかしながら、こちらの王冠は、本当にただのせているだけなので、少しでも猫が身じろぎをすると……。
コロンと後ろに落っこちてしまうのだった。
○金の王冠
さて、ここからが本番である。もともとの動機は、ゲーム「ねこあつめ」に出てくる「ぷりんすさん」の真似をしたいということであった。ぷりんすさんの王冠は金色。うちの猫が無事にぷりんすさんのコスプレ(?)をすることができるかどうか見てみよう。
まずは、猫に王冠をよく見せ、よく匂いをかいでもらう。
ただの分厚い布であることを理解してもらったら……。
○のせてみた
先ほどと同じように、ポンと頭にのせてみる。
……うまい具合に戴冠できたかと思ったのもつかの間……。
ご覧の表情である。ほぼ同じ材質であるにもかかわらず、なぜか金の王冠はあまりおきに召さないらしい。
銀の王冠をのせた際よりも少し手前に金の王冠をおいてみた。が、今度は猫がちょっと下を向いただけですぐに顔の前に落ちてしまう。のせるのにもコツが必要なようだ。
○弟猫にものせてみる
さて、すやすやと眠っている弟猫にものせてみることにする。こうして布にくるまっているとまるで赤ちゃんのようだ。
○金の王冠
先ほどと同じように、金の王冠の匂いを猫にかいでもらい、じっくりと見てもらった後に……。
おでこにポンとのせてみる。目でしっかりと王冠の様子を伺っていたうちの猫。このままのせていてくれるかなと思って見ていると……。
○銀の王冠
……何故かうちの猫たちは金の王冠はお気に召さないようだ。仕方がないので、第二弾へ。
銀の王冠を、頭の上に置いてみると……。
今度は大丈夫なようだ。自分の後頭部に何かが当たっている感触がするのか、キョトンとした表情で見つめてくるうちの猫。
白い布にくるまれたまま王冠をのせているので、何となく「次期国王誕生!」といった感じが出ている。
ということで、先日の企画「リアルねこあつめ」では叶わなかったぷりんすさんのコスプレ(?)を、今回無事に達成することができた。先日行われたアップデートで、さらにたくさんの新キャラが登場していたので、「リアルねこあつめ第二弾」も実践してみたい次第である。
<作者プロフィール<
うだま
猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。
ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。