松坂桃李、カメラマンに転身!? 撮影現場を和ませ、西田敏行も「成長ぶりは底知れず」
女優の吉永小百合が主演を務める映画『いのちの停車場』(5月21日公開)のオフショットが3日に公開された。
同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。
公開初週末の新作映画・興行収入・動員数で堂々の初登場1位を獲得した同作。今回解禁されたオフショットでは、撮影機材に跨がりカメラを覗く松坂桃李の無邪気な姿や、和やかな雰囲気の中撮影を行うまほろばメンバー診療所でのショットが映し出されている。
現場の雰囲気を常に明るくしていたのが松坂と西田敏行の2人で、西田は現場で松坂に対面するやいなや「よっ日本一!」「新聞記者!」と声を掛け、その場にいたスタッフの笑いを誘う(※松坂は映画『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞)。さらにはまほろばメンバーの憩いの場である「BARステーション」での重要なシーンを撮影するにあたり、監督、吉永、みなみらんぼうとシリアスな打ち合わせをした直後の撮影でNGを出すも、その場でペロっと舌を出し、緊迫した空気を和ませる。
また松坂は、中華屋でラーメンを食べながら麻世(広瀬すず)と未来の話を交わす印象的なシーンの撮影時に、カットがかかった後も「美味しい!」と言ってラーメンをすすり続け、居合わせたスタッフも思わず「いい食べっぷりだね」と笑顔になったというほっこりエピソードも。
西田は「桃李くんとは映画も1本一緒にやっているし、割と気心も知れている。最近の彼の仕事ぶりを見ていると大きな俳優になっているなと、意識しますね。『新聞記者』という映画を見て、彼の成長ぶりは底知れず、ポテンシャルがますます高まっている感じがしました。これから映画界を牽引していく俳優さんになるんじゃないかと」と松坂について語っている。
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