2015年7月29日 16:52
キンコーズの3Dプリントにふたつの新素材が仲間入り- 体験キャンペーン実施
キンコーズ・ジャパンは、3DCADや3DCGデータから立体造形できる同社の「3Dプリントサービス」に、樹脂タイプ「エポキシ」と「ナイロン」の2素材を8月3日より新たに導入する。これを記念して、3Dプリントを特別価格で提供する「3Dプリント体験キャンペーン」を実施することを発表した。キャンペーン期間は8月3日~9月30日。
同サービスが新たに導入する樹脂タイプ「エポキシ」は、形状の再現精度が高く半透明素材で造形できるため、ペットボトルなどの透過性の容器や、電子機器パーツなどの中空形状の試作用途などに適しており、600×600×500mmまで大きなサイズの製作物に対応可能となった。一方、高強度で靱性のある「ナイロン」は、複雑な形状を持つ製品の試作や柔軟性を必要とする試作品の機能確認用などに利用でき、ほかの3Dプリント素材では再現が難しかった開閉式の容器やクリップ、ヒンジ等に適している。
このたび、同サービスがこれまで展開していた「アクリル」と「石膏タイプ」に加えて、「エポキシ」と「ナイロン」のふたつの新素材が導入されたことで、3D立体造形の選択肢が増え、さらなる多品種および小ロットでの提供が可能となっている。