『バケモノの子』大ヒットで渋谷凱旋、宮崎あおい「とても幸せ」と感無量
7月11日の公開初日以来、28日までの18日間で観客動員数210万人、興行収入は27億円を突破するなど、前作『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)を超える勢いを見せている『バケモノの子』。宮崎は主人公・九太の少年時代を演じ、「こうして舞台あいさつをさせていただけるのはとても幸せなこと。今日は見に来てくださって本当にありがとうございます」と改めて感謝を伝えた。また、公開初日後に打ち上げをしたらしく「その打ち上げの雰囲気がとてもよくて、幸せな初日を迎えられました」と振り返っている。
『おおかみこどもの雨と雪』に続いて2度目の細田作品への参加となった宮崎は、「今までアニメーションがどういう風に作られているかまったく知らなかったんです」と前置きしながら、「それこそ海外に行った時に、監督がサインの横に『おおかみこどもの雨と雪』の花ちゃんの絵をパーって描いた時に、『監督って絵が描けるんだ、すごい!』って思ったくらいでした」というエピソードも披露。また、本作を製作したスタジオ地図で工程の一部を見学した宮崎は「背景を描いてる方が、渋谷の通りのここにはこういう木が生えてるから、映画の中にも同じ木を描いていたりとか、本当に細かく考えられていました。建物でも、俯瞰で見たら街の全く同じ場所にちょっと違うものが立っていて、現実と作品が細かなところもすごくリンクされていて素晴らしかった」と、緻密に再現された渋谷の街に感動したという。
イベントの最後には、大ヒットを祝うサプライズケーキが登場。ケーキにデコレーションされた九太の相棒・チコに、宮崎が「かわいいですね」と目を輝かせる一方、青年期の九太を演じた染谷は「おれにはチコは食べれないです……」とポツリ。キャラクターへの愛情をのぞかせていた。
映画『バケモノの子』は、『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)などを手がけた細田監督による、3年ぶりのアニメーション映画。バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちのすむ異世界「渋天街」での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、そして親子の絆やヒロインとの淡い恋愛などが繰り広げられる新冒険活劇が描かれている。
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