くらし情報『『バケモノの子』細田守監督が明かす、渋谷の面白さと「渋天街」の着想』

2015年7月29日 20:25

『バケモノの子』細田守監督が明かす、渋谷の面白さと「渋天街」の着想

この"広がっていく"のを見るのが、ものすごくわくわくする瞬間なんです」と目を輝かせる。そして「例えば原画にしても、素晴らしいアニメーターの人にかかると、設計図を描いたはずの自分が圧倒されるくらいすごい絵になっている。アフレコのお芝居でも、あおいさんの第一声を聞いた時に、『あっ九太だ。この人本当にいるよ!』って気持ちになるんですね。そういう感動が映画の中にたくさん詰まっていて、それが魅力になっている気がします」と伝えた。

一方の染谷からは、「演出でどんなところを大事にしているか」という質問が。「今回、九太の青年期を染谷くんと造形できてすごく楽しかった」と振り返る細田監督は、「これって答えになってないかもしれないけど」と断りつつも、「映画は、監督が考えて、それを表現するために役者さんが前面に出るわけじゃないんです。あおいさんも染谷君も、それぞれが映画を一緒に作り上げている表現者なんです」と出演者、スタッフを称えていた。


映画『バケモノの子』は、『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)などを手がけた細田監督による、3年ぶりのアニメーション映画。バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちのすむ異世界「渋天街」

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