2015年7月31日 12:30
クリエイターが語る「Photoshopと私」 (15) 現代アーティスト・Mr.(カイカイキキ所属)
写真編集ソフトの定番「Photoshop」が、今年で25周年を迎えます。そこで、フォトグラファーやデザイナー、イラストレーターなど、このソフトを愛用している各界のクリエイターに、アニバーサリーイヤーを記念して、ご自身とPhotoshopに関するエピソード、そしてPhotoshopへのお祝いの言葉を寄せていただきました。
今回ご登場いただくのは、国際的に知られる村上隆氏の弟子として約20年共に歩み、現代日本のアニメ・ゲーム風のイラストを描くことで知られる現代アーティストのMr.さんです。
――はじめて触れたPhotoshopのバージョンと「第一印象」は?
僕が26歳の時、1994年だったと思います。当時絵画を専門学校で勉強していましたが、CGはこれから役に立つはずだと、グラフィックの先生に教えてもらっていました。
Mac(Macintosh)のマシンで言うと、「Macintosh II ci」とか「Macintosh Quadra」、Power Macintoshなどが出る前だったと思います。その後、村上隆さんの手伝いをし始めたとき、スタッフ募集のチラシや、HIROPONというフリーペーパーのデザインや編集作業をするようになり、専門学校で習ったことはとても役に立ちました。