セカオワ・Fukase、殺人鬼役「ついに来たか」演技初挑戦で神木隆之介の弟子に
長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げ、菅田将暉が主演を務める映画『キャラクター』が現在公開されている。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)がある日殺人事件を目撃し、犯人をキャラクター化してサスペンス漫画を描いたことから物語が展開していくダークエンターテインメントサスペンス映画で、SEKAI NO OWARIのボーカリスト・Fukaseが殺人鬼役で俳優に初挑戦することも話題を呼んでいる。
Fukaseが演じる殺人鬼・両角は、山城が目撃した事件の真犯人で、山城の前に突然現れ、漫画に描かれた殺人事件を自身で再現したことを伝えるなど、異常者である。人なつっこさの中にどこか不気味さをのぞかせるキャラクターがはまり役となっているが、Fukase本人は演じるために役者としての基礎訓練を積んで挑んだという。今回はFukaseにインタビューし、役にかける思いや、音楽活動と俳優業の関係についても話を聞いた。
○■こんなに優しいのに「ぴったり!」という反応
――初めて映画『キャラクター』出演のお話を受けた時はどんな気持ちでしたか?
三段階ぐらいあって、最初は「ついに殺人鬼役が来たか」