象印マホービンは8月3日、マルチコンベクションオーブン「ET-YA30」を発表した。立ち上がりの早い石英管ヒーターを合計7本搭載しているのが特徴だ。発売は9月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別30,000円前後だ。
ET-YA30は庫内に5本、庫外に2本の石英管ヒーターを搭載するコンベクションオーブン。庫内のグリルヒーターによってすばやく温度を上げた後、庫外のヒーターに自動で切り替える。立ち上がりの早い石英管ヒーターを採用したことで、予熱の手間を省いた。設定温度まで庫内が温まったら、庫外にあるコンベクションヒーターの熱をファンで庫内に循環させて、食材を熱風で包み込むように加熱。
ムラを抑えながら、食材の中まで火を通す。
パン生地の発酵に適した温度を保つ「パン生地発酵コース」を搭載。30℃と40℃の2段階から選べる。そのほか、食材に含まれる油分で揚げ物を作るノンフライ料理も調理可能だ。トースターとしても使用でき、食パンであれば一度に4枚焼ける。自動調理コースとして、「トースト」「フライあたため」「ローストビーフ」「ノンフライ唐揚げ」など全部で12コースを搭載する。
庫内に油が飛び散るのを防ぐ専用のカバー「油飛び散り防止カバー」