フィリップス、多機能な洗顔ブラシ「ビザピュア アドバンス」 - 洗顔もフェイスラインの引き締めも
○タッピングエステ機能を持った「ビザピュア アドバンス」
フィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月5日、洗顔ブラシ「ビザピュア」の新製品として、タッピングエステ機能を追加した「ビザピュア アドバンス」(SC5320/10)を発表した。発売は9月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別22,800円前後だ。
ビザピュアは、毎分250回の回転運動と毎秒110回の音波振動によって、手洗顔の約10倍の汚れ落ちを実現する電動洗顔ブラシ(フィリップス社調べ)。このたび発表されたビザピュア アドバンスは、洗顔ブラシ機能にタッピングエステ機能を追加した家庭用美顔器。専用の「タッピングヘッド」を装着すると、1分間に750回、エステティシャンのフィンガータッピングを模した動きを行う。リンパの流れに沿ってマッサージできるよう、電源ボタンを約2秒間長押しすることによって、左回転と右回転を切り替えられる仕様だ。
別売のアタッチメントとして、「フレッシュアイヘッド」を用意。
音波振動と回転運動に加えて、クーリングすることで、むくんだ目もとを引き締められるという。フレッシュアイヘッドの推定市場価格は税別3,480円前後だ。
NFC(近距離無線通信)に対応し、装着されたヘッドを認識。ヘッドごとに設定されたプログラムに自動で切り替える。
サイズはW45×D45×H200mm、ブラシを除く重量は144g。電源は内蔵バッテリーで、約6時間でフル充電される。最大で約60分の使用が可能だ。IPX7相当の防水性能を持つ。
ノーマル肌用ブラシ、タッピングヘッド、充電スタンドなどが付属。カラーはパールグリーン。
○洗顔ブラシ「ビザピュア」もリニューアル
フィリップス エレクトロニクス ジャパンは同日、洗顔ブラシ「ビザピュア」(SC5278/15)も発表した。ノーマル肌用ブラシだけでなく、「アクネブラシ」が付属する。アクネブラシはノーマル肌用ブラシよりも約16%長い毛足を持ち、過剰分泌された皮脂や古い角質を除去。これによって、ニキビや吹き出物ができるのを防ぐという。サイズや重量、充電時間についてはビザピュア アドバンス(SC5320/10)と同様。推定市場価格は税別18,800円前後だ。
次ページでは、フランスと日本で活躍するセラピストのCHICO SHIGETA氏も登場した製品発表会の様子をレポートする。
●手軽にセルフケアできるデバイスを目指して
○セルフマッサージを行っている女性が多い
製品発表会には、フィリップス エレクトロニクス ジャパン ビューティカテゴリー マーケティングマネージャーの鍛治いく美氏が登壇し、製品の詳細について説明した。鍛冶氏はビザピュアの特徴を「数値に裏付けされた効果」と語る。
ビザピュアは、手洗顔の約10倍の洗浄力を持ちながら、肌への圧力は手洗顔の約1/2であり、洗顔後の化粧水などの浸透率は手洗顔の約1.3倍を実現している(いずれもフィリップス社調べ)。現在、ビザピュアは20以上の国で販売されており、販売台数は累計で50万台を突破したそうだ。
フィリップス社が女性の肌悩みについて調査を行ったところ、美容についての意識が高い人ほど、多岐にわたる悩みを抱えていることが分かった。そんな悩みに対して、実際に行っているケアについて質問すると、「自分の手でマッサージ」と回答する人が最も多かった。また、短い時間でできるケア、多機能な美顔器へのニーズも高まっている。
そこで、セルフマッサージも行えるビザピュア アドバンスを開発したという。
○SHIGETAメソッドをおうちで
開発は、日本や海外で活躍する美容のエキスパートたちと共同で行った。特に、オーガニックコスメブランド『SHIGETA』主宰 CHICO SHIGETA氏は、ビザピュア アドバンスの効果を最大限に引き出すための「SHIGETAメソッド」を考案。約5分のケアで、フェイスラインの引き締め効果が期待できるという。SHIGETAメソッドの具体的な方法についてレクチャーする動画は、9月1日11時以降にフィリップスビューティのWebページにて公開される。
発表会に登場したCHICO SHIGETA氏は、「ビザピュア アドバンスの開発チームと話した際、根底に女性の肌悩みに応えたいというスピリットがあると感じ、SHIGETAメソッドを開発することにした。短時間で効果が出やすいので、ぜひマスターしてほしい」と語った。