NGT48新センター小越春花「自信を持って堂々と」 本間日陽&中井りかの言葉で前向きに
●「にいがた総おどり」とのコラボに喜び
新潟県を活動拠点とするアイドルグループ・NGT48が23日、6thシングル「Awesome(オーサム)」をリリース。表題曲は、今年誕生20周年を迎える「にいがた総おどり」とのコラボレーションソングとなっている。このたび中心メンバーとしてグループを牽引する本間日陽、中井りか、そして、新センターに抜てきされた小越春花にインタビューし、「Awesome」の魅力を聞くとともに、小越の個性的なキャラクターに迫った。
――「にいがた総おどり」とのコラボレーションを聞いたときはどう思いましたか?
小越:「にいがた総おどり」は新潟の皆さんに愛されているお祭りで、しかも20周年のアニバーサリーという素敵な機会にコラボさせていただくのはすごくありがたいなと思いました。そして、新潟の皆さんに愛される楽曲になったらいいなと、とても楽しみな気持ちになりました。
――「にいがた総おどり」にNGT48のみなさんが参加されたこともあったようですね。
本間:私は、ダンスはしていませんが少し参加させていただいたことがあります。グループ全体としては、昨年行われたオンラインイベントに参加させていただきましたが、今回の楽曲のようにガッツリコラボするのは初めてです。
――イベントに参加されたときの感想をお聞かせください。
本間:いろんな方がいろんなジャンルのダンスを楽しまれていたのが印象的です。会場もいくつかあり、NGT48劇場の近くや新潟駅にも会場があって、「にいがた総踊り」の期間中は音楽がずっと街中に流れている感じです。そんな素敵なお祭りに携われるのはとてもうれしかったです。
――コラボレーションソング「Awesome」の魅力を教えてください。
本間:みんなで一緒にノリノリになって楽しんで歌って踊れる楽曲になっているので、新潟県の皆さん、そして全国の皆さんに、この曲を聴いてノリノリになってほしいです。
小越:私は初センターを務めさせていただくのでとても緊張していますが、新潟県の皆さんやファンの方々に愛される楽曲になったらいいなと思っています。
――「Awesome」のミュージックビデオ(MV)はストーリー仕立てになっていて演技にも挑戦されていますが、撮影はいかがでしたか?
小越:ダンスシーンで前に人が誰もいない状況になったときに自分がセンターなのだと実感して、加入してからのことをいろいろ思い出しました。
緊張しましたが、日陽さんとりかさんが「笑っていればいいからね」と言ってくださったので、ダンスシーンの表情も楽しそうで、スタッフさんにも「楽しい感じが出ていたよ」と言っていただけてうれしかったです。
中井:MVは全部新潟で撮ったんですけど、学校で撮影したダンスシーンは雨が降ってきて大変でした。すごい雨の中でダンスを踊っていて、普通だったらめげてしまう状況でしたが、参加してくれた生徒さんが頑張ってくれて、何回も撮ったんですけど「うえ~い!」ってめっちゃ声を出して盛り上げてくれて、すごく温かさを感じました。完成したものを見てもいいMVになったなと思います。
本間:ストーリー仕立てのMVになっていて、メンバーの演技にも注目していただきたいです。個人的には、青春物語をやれたことがすごく楽しかったです。高校卒業してからガッツリ制服を着て映像を撮ることがなかったので、やっぱ制服いいな、学校いいなって(笑)。NGT48のメンバーが1つの学校にいたらこんな感じなのかなと想像できて楽しかったです。
●“はるか村”に本間&中井がツッコミ
――小越さんは、センターと聞いたときどう感じましたか?
小越:すごくびっくりしました。でも、加入した時からずっと「センターを目指したい」とファンの方にも自分の思いを伝えていたので、ファンの方も喜んでくれるだろうなと思い、うれしかったです。同時に不安も生まれてきて、いろんな感情が交ざった瞬間でしたが、やはりうれしいことですし、夢が1つ叶ったので、もっと頑張ろうという気持ちになりました。
――センターということでより注目されますが、ご自身の持ち味などアピールをお願いします。
小越:初めてお会いする方には私が設立した「はるか村」に入村していただきたいなと思っています。「はるか村」は幸せな村で、入村されたファンの方はこの村に住んで良かったと言ってくださっているので、ぜひたくさんの方に村民になっていただきたいです!
本間:不思議なワールドを持ったちょっと変な子なんです(笑)。私たち先輩としては、「はるか村」は存在しないんじゃないかなと。
中井:いつまでこのキャラでやるのか心配しています。
小越:キャラでも設定でもないです(笑)、「はるか村」は本当にあるんです!
中井:ないですけど(笑)
小越:あります! 村民の方もたぶん私と同じ気持ちで、素晴らしい村だと思ってくれていると思います。
――小越さんならではのファンの方との関係を築かれているようですが、先輩の中井さんと本間さんから見て、小越さんの魅力をどのように感じていますか?
中井:この感じをずっと続けていて、いつか壁にぶち当たるとは思いますが(笑)、自分の世界観を周りの人にしっかり伝えられる人なので、そこは強みだと思います。そして、自信満々にガンガンいける子なので、NGT48をセンターで引っ張る役目として、どんどん突っ走ってほしいなと思います。今のままで素敵だなと。魅力たっぷりです!
本間:「はるか村」という不思議なワールド展開はありますが、パフォーマンスもすごくしっかりしていて、ファンの方に自分のパフォーマンスを届けたいという、アイドルとして一番大切な部分をたくさん努力している子です。ファンの方もその魅力に気づいてくださっているのだと、近くで見ていて感じますし、いろんな持ち味があるので知れば知るほど魅力にハマると思います。
小越:ありがとうございます!
――中井さんと本間さんはお二人ともセンターを経験されています。センターの先輩として小越さんにアドバイスをお願いします。
中井:私は遠い昔のセンターで、センターだったときのことはあまり思い出せないんですけど……。メンバーのことを見て引っ張るタイプのセンターではなく、自分のことでいっぱいいっぱいだったので。はるか村は人よりも視野が広くて自分の役目や立場がわかる子なので、全然心配していません。にこにこセンターに立ってくれていたら、人を巻き込む力はすごい子なので、今のままで頑張ってほしいです。
本間:センターというポジションは、何をしても注目される特別な場所なので、センターだから特別頑張るということではなく、自分の思った通りにのびのびとやってくれたら、あとは私たちが隣で支えるぞという気持ちです。なので楽しく、はるか村らしくやってもらいたいです。
小越:そう言っていただけてうれしいです。りかさんも日陽さんも連絡をくださり、その言葉が本当に優しくて。
センターになりたいとずっと言っていたものの、実際になってみたら不安な気持ちが出てきたので、「いつでも頼ってね」「支えるからね」と優しく言っていただけて、自信を持って堂々とやろうと前向きな気持ちになれました。――小越さんの今後の目標も教えてください。
小越:まずは、このシングルでたくさんの方に見つけていただけるように頑張らないといけないと思っています。センターになったからといって必ず人気が出るわけではないので、メディアさんに出していただくときに頑張って、1人でも多くの方に見つけていただけるようになりたいなと。将来的にグループのエースになりたいという夢や、他にも目標がたくさんあるので、ファンの方々と一緒に一つ一つ叶えていきたいです!