4K対応の次世代「Ultra HD Blu-ray」、2015年の年末商戦には対応製品が登場

ブルーレイディスクの規格化や普及活動を行っているブルーレイディスク アソシエーション(Blu-ray Disc Association)は米国時間の8月5日、次世代の4K対応ブルーレイディスク「Ultra HD Blu-ray」のライセンス提供を、8月24日から開始すると発表した。

Ultra HD Blu-rayは、解像度が4K(3,840×2,160ドット)対応となる点に加えて、HDR(High Dynamic Range、ハイダイナミックレンジ)に対応。色彩の範囲やフレームレートも拡張されている。オプション機能として「デジタルブリッジ」を用意しており、購入したコンテンツを自宅だけでなく、モバイル機器で利用することも可能。

今回のライセンス提供開始によって、2015年の年末商戦シーズンには、複数の企業からUltra HD Blu-ray対応機器が登場してくる見込み。Ultra HD Blu-ray対応プレーヤーは、従来のブルーレイディスクも再生可能(再生互換性が義務づけられている)。また、Ultra HD対応、いわゆる4Kテレビについては、2014年の1,170万台から、 2019年には9,560万台に増加する見通しとしている。