2015年8月11日 14:03
GoogleのPage氏が新会社「Alphabet」を設立、Googleは傘下企業に
米Googleは現地10日、新会社「Alphabet」を立ち上げを発表した。新会社はGoogleの親会社となり、Googleの共同設立者Larry Page氏がCEOに、同じく共同設立者のSergey Brin氏が社長に就任する。Googleは、これまでAndroidとChromeを統括してきたSundar Pichai氏がCEOとして率いる。
Alphabetは多数の企業を傘下に抱える親会社として運営される。Googleの株式はそのままAlphabetに移管となり、権利変更もないという。構造としては、Alphabetの下で強いCEOが独立して経営していく。最大の傘下企業となるGoogleは、インターネット製品にフォーカスした「スリムダウンした」企業となる。
血糖値を測定できるスマートコンタクトレンズなどのライフサイエンス、最新技術のインキュベーションの場であるX lab、投資部門のGoogle Venturesなどは別会社となり、関連していない事業を切り離すことでマネジメントのスケールを得られるとしている。
Pichai氏については、以前からPage氏と同じような意見をもっており、これまでの成果と献身に満足しているとし、「GoogleのCEOとなるときがきた」