働くママの心を折る家族の一言 - 家族を敵にせず働き続けるためには(前編)
結婚しても、出産前は自由に働けたし、キャリアアップしたいと思っていた。出産後、まさかここまで家族の理解を得るのが難しいとは想像すらしていなかった。こんな状況なら、いっそのこと仕事を辞めたほうがいいのかも……。
初めて出産して社会復帰するとき、自分はもちろん、家族も含めた周囲の人たちも、子育てと仕事の両立でどのようなことが起こるのか想像ができていません。そして、復帰してみると実にさまざまなことが起きます。
「どうしてそこまでして働くのか」
「生活に困っているわけじゃないのだから、子どもが小さいうちは働かなくてもいいのでは? 」
なんてことを家族から言われることも。反対されながら働くのは、かなりのエネルギーを使います。そんな中、「そこまでしなくてもいいか」とあっさり辞めてしまう人もいます。
今回は、ママが働く上で必要不可欠な「家族からの理解」を中心に、リアルケースを交えながらさまざまな家族のあり方をご紹介します。家族の形は多種多様で、何が正しいという解は難しいところもありますが、1つの考え方としてお役立てください。
○ママの声を聴いてみて感じたこと
今回、さまざまなママたちにヒアリングした結果、数多くの涙ぐましい努力を重ねてある程度の時間をかけた結果、理想に近い形を手に入れていることを感じました。