住まいと安全とお金 (28) 住まいに関する節約術(3) - 一挙3得! 住まいに関する日々の節約
リフォーム前と比較して明らかに暖房の使用頻度は少なくなっています。
自然の光や風を最大限利用しよう!
戸建を新築するなら、自然光を最大限利用しましょう。昼間でも照明をつける必要のある空間は避けるように間取りを工夫しましょう。東日本大震災以降太陽光発電が人気ですが、まずは自然光を最大限活用する工夫を考えてみましょう。日光は資源を使いませんが、太陽光発電設備は製作するのに大いに資源を使うのです。また風通しを工夫すれば、冷房機器を使う期間が短くなります。基本的に最近の住まいは高気密ですので、換気計画は非常に重要です。給気口と換気扇で、締め切っていてもきれいな空気の流れを作るとともに、気候の良い季節は自然の風を最大限活用しましょう。
家族の団欒のあり方が光熱費を削減!
高度経済成長期に、子供たちは個室を与えられ、隣近所とのつながりも敬遠して個の生活を大切に考えてきました。しかし東日本大震災を経験して、家族のつながり、人とのつながりの大切さが見直されました。光熱費の観点からも家族の団欒のあり方次第で大いに節約できます。家族一人一人が自室で過ごした場合は暖冷房も照明の電気代もそれぞれ必要です。