住まいと安全とお金 (28) 住まいに関する節約術(3) - 一挙3得! 住まいに関する日々の節約
しかし、家族が一緒に過ごせば、その一室のみの光熱費で住みます。
前回のコラム『住まいに関する節約術(2) - その家具、本当に必要?』で掲示した下図を見ると、リビングで子供が宿題をしたり、親が肘掛け椅子でお酒を楽しんだり、時には親も子供と机を並べて資格試験の勉強をしたり…と一室でいろいろな事ができる「場」があるのが分かります。ダイニングとつながっていれば食卓も有効に活用できるでしょう。家族の気配を感じながら、光熱費を節約する一石二鳥のアイディアです。
昔の知恵を活用しよう!
建物の庇を長く出せば、夏の陽射しを遮り、冬は陽射しを室内まで取り込めますが、敷地に余裕のない都会ではなかなか難しいものです。しかし庇の代わりに朝顔を軒下で育てれば、夏の陽射しを緩和できます。最近人気のゴーヤなどでも同じ効果が得られます。ブドウ棚や藤棚も冬は葉を落としますので、陽射しの調節ができます。
我が家でもベランダでゴーヤを育てる事がありますが、茂ったゴーヤの葉に水をかければ一層涼味を感じる事ができます。
○住まいは資産。だから維持管理が大切 - 日々の管理が住まいの補修費用を節約する
以前、東京の多摩ニュータウンの団地の建物の調査をしたことがあります。