2015年8月17日 15:00
フリマアプリ「FRIL」が業界初の出品者補償、ヤマトの"ネコポス"連携も
フリマアプリ「FRIL(フリル)」を提供するFablicとヤマト運輸は8月17日、フリルの補償サービスつき「ネコポス」による配送サービスを9月上旬より開始すると発表した。
フリルはダウンロード数が380万件を突破し、フリマアプリ(個人間取引)では先行するメルカリに次ぐポジションにいる。7月にはアプリを大幅にリニューアルしたほか、女性限定で運用してきたサービス方針を転換、男性でも利用できるようになった。
現在の月間物流総額は5億円を超えており、人気のジャンルは洋服やハンドメイドアクセサリー、キッズ用品など幅広いという。昨年10月にお伝えした安心・安全の取り組みでは、個人間取引に起こりやすいトラブル対策として個人情報が確認できる書類の提示や、ユーザーがカスタマーサポートとして参加しているため、そういった部分も人気の要因だと同社では分析している。
一方のヤマト運輸は、4月1日から「小さな荷物」の配送ニーズに対応する「ネコポス」の提供を開始。通常は法人・個人事業者向けとして提供されているサービスだが、今回Fablicとヤマト運輸の連携により、アプリ内で配送手配を行うだけで「ネコポス」を利用できる。