くらし情報『事例で学ぶAndroid活用術 (16) 栃木県医師会、Androidタブレットで在宅医療・介護スタッフの情報共有SNS』

2015年8月18日 09:00

事例で学ぶAndroid活用術 (16) 栃木県医師会、Androidタブレットで在宅医療・介護スタッフの情報共有SNS

事例で学ぶAndroid活用術 (16) 栃木県医師会、Androidタブレットで在宅医療・介護スタッフの情報共有SNS
栃木県医師会は在宅医療にICTを採り入れて、医療・介護スタッフの情報共有基盤を構築している。2014年1月から始まったICT活用のための「医介連携ネットワークスシステム構築研究会」のメンバーである栃木県医師会 常任理事の長島公之氏は、在宅医療・介護の課題を次のように指摘する。

「病院での治療を終えて退院した患者を自宅でケアするには、地域の診療所の医師が定期的に往診するほか、看護師や薬剤師、ケアマネージャ、リハビリ師、歯科医師といった医療・介護に関わる多職種のスタッフが連携して患者やその家族をサポートしていく必要があります。多くのスタッフが入れ替わり患者宅を訪問して医療や介護サービスを提供していくわけですが、各スタッフの所属する組織や拠点は異なるため、相互に情報を共有するのは容易ではありません。従来の電話、FAX、面会では1対1のコミュニケーションに閉じてしまい、ほかのスタッフに情報は伝わらないという課題がありました。しかしスタッフ全員を1か所に集合させることは現実には困難です。この課題を解決するにはICTの活用しかありません」(長島氏)

○タブレット端末をスタッフに配布しSNSを使った医療・介護連携の実証実験

そこで栃木県医師会では、「どこでも連絡帳」

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