Linux Foundation、Open Mainframe Projectを発表

Linux Foundationは8月17日(米国時間)、「Linux Foundation Brings Together Industry Heavyweights to Advance Linux on the Mainframe」において、メインフレームにおけるLinuxの利用促進を狙ったプロジェクト「Open Mainframe Project」を発表した。プラチナメンバーにADP、CA Technologies、IBM、SUSEが含まれているほか、複数の大学や教育機関が参加を表明している。

ビッグデータ処理やモバイルデータ処理、クラウドコンピューティングや仮想化技術などの発展などによって、Linuxが活躍するシーンは増加している。特に高い処理性能が求められるシーンでは、従来のコンピュータではなく、メインフレームといったより高いスケーラビリティを備えたマシンが求められる。

Open Mainframe Projectはこうした状況を受けて発足したプロジェクト。メインフレームの高速性や高いスケーラビリティを活用できる新しいソフトウェアやツールの実現へ向けた取り組みなどを進めるとしている。同日、IBMはLinuxに特化したフレームワークおよびソリューションである「IBM LinuxONE」を発表している。