2015年8月18日 15:26
iPhoneのカメラで"隠し撮られる"可能性はありますか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ
説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneのカメラで"隠し撮られる"可能性はありますか?」という質問に答えます。
***
iPhoneには、背面と前面に各1基のカメラユニットが配置されています。背面のカメラは「iSightカメラ」、前面のカメラは「FaceTimeカメラ」と呼び分けられ、解像度やフラッシュの有無などスペックに差があります。もちろん、スペックはiSightカメラのほうが上です。
コンピュータのカメラは、悪用される可能性を否定できません。
実際、PCにウィルスを侵入させウェブカメラで覗き見するという事件が報道されていますが、理屈でいえばiPhoneでも可能です。
しかし、現実にはその可能性は低いと言っていいでしょう。iOSの仕様では、起動中の(バックグラウンド動作中ではない)アプリでなければカメラユニットにアクセスできず、サードパーティーアプリの場合カメラへのアクセスはプライバシー機能で制限できます。