Mac OS Xに特権昇格許す別の脆弱性 - Symantec
この脆弱性はイタリアの研究者によって8月16日に公開されたと説明がある。Symantecは公開されたコンセプト・プルーフをベースに分析を行い、説明どおりに脆弱性が存在することを確認したと説明。Mac OS X 10.9.5~10.10.5に脆弱性が存在しており、Mac OS 10.11 betaでは影響を確認できなかったと説明している。
8月に入ってから発見されたMac OS Xに存在する脆弱性(DYLD_PRINT_TO_FILE環境変数を使用した脆弱性)は、先日Appleから実施されたアップデートで修正されているが、今回発見された脆弱性はまだ修正パッチが公開されていない。Appleから修正パッチが公開されるまで、外部からダウンロードしてきたファイルを開いたり実行する場合は十分に注意が必要。