JAXA、「だいち2号」で桜島を観測 - 最大16cmの変位を確認
「だいち2号」に搭載されたLバンド合成開口レーダ(PALSAR-2)で行った観測では、8月16日と今年1月の観測結果の比較から南岳山頂火口の東側の広い範囲で、最大16cm程度の衛星方向に近づく変位が確認された。また、8月16日とは異なる方向から実施された8月17日の観測では、今年7月の観測データとの比較から、南岳山頂付近では最大5cm程度の衛星方向に近づく地殻変動が、東側では最大6cm程度の衛星から遠ざかる地殻変動が見られた。
また、地球観測用小型赤外カメラ(CIRC)によって行った観測では、8月17日に取得した画像で、相対的に温度が低い山頂付近に、周囲と比較して5度程度、高く見える場所を確認。この高温域には火口内部の高温の領域が含まれていると考えられるという。
JAXAは今後も、関係機関と協力し、桜島の観測を継続するとしている。