2015年8月20日 09:48
エンカレッジTとNSW、マイナンバー対応の内部不正対策サービス
エンカレッジ・テクノロジと日本システムウェア(NSW)は8月18日、マイナンバー制度に対応する内部不正防止ソフトウェア「ESS AdminGate」を提供すると発表した。
「ESS AdminGate」は、エンカレッジ・テクノロジのソフトウェアで、システム管理用の特権IDと証跡を管理する。管理者権限を用いてシステムにアクセスする保守・運用者に対して、承認ワークフローにより特権IDを貸与することで、パスワードを隠蔽したままアクセス制御が実現できる。これによって、社内の重要システムに対して同製品を利用することで、システム管理者の不正行為によるシステム障害や情報漏えい対策が可能となる。
エンカレッジ・テクノロジとNSWは今回、サービスライセンス契約を締結。NSWのIaaSサービス「BlueSpider」のクラウドセキュリティ対策サービスとして「ESS AdminGate」を活用した内部者の不正防止サービスを提供する。
NSWの「BlueSpider」はIaaS型ホスティングサービスで、基幹系システムやデータベースサーバーなど、高負荷環境での稼働を想定した設計を行っており、パフォーマンスや冗長化による信頼性の向上を図っている。