くらし情報『Go 1.5登場 - 残っていたCコードをGoへ置き換え』

2015年8月20日 13:59

Go 1.5登場 - 残っていたCコードをGoへ置き換え

Go 1.5登場 - 残っていたCコードをGoへ置き換え
Goプロジェクトチームは8月19日(米国時間)、「Go 1.5 is released - The Go Blog」において、プログラミング言語Goの最新版となる「Go 1.5」の公開を伝えた。このバージョンは実装が大きく変更されており、まずコンパイラ・ツール・チェーンの実装がCからGoへ、さらにコードベースに残っていたCがGoへ置き換わっている。

ガベージコレクションは再設計され、ガベージコレクションのポーズ時間が劇的に短くなったほか、スケジューラーが改善されたことでデフォルトで設定されているGoルーチンの並列処理数が1から論理CPUの数まで増えている。

Go 1.5ではデベロッパー・ツールも追加されており、パッケージ間で実装の詳細を共有できるインターナルパッケージ("internal" package)機能の追加、プログラムトレースを視覚化する新しい"go tool trace"コマンドの導入、Goパッケージドキュメントを閲覧するための新しい"go doc"の導入などが行われている。

さらに、新たなアーキテクチャへの対応も進んでいる。まず、Apple iPhoneやiPadをターゲットとしたdarwin/armとdarwin/arm64が追加されたほか、実験段階としながらも64ビットのIBM PowerPC ビッグエンディアン/リトルエンディアンを対象としたppc64およびppc64leが導入されている。

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