京大とリプロセル、毒性のないES/iPS細胞用の凍結保存液を開発
ヒトES/iPS細胞の凍結保存液には、一般にジメチルスルホキシド(DMSO)が用いられてきたが、DMSOは良好な細胞生存率が容易に得られる一方で、細胞の分化形質が変化してしまう可能性が指摘されている。
今回開発した細胞凍結保存液は、DMSOの機能を代替しながらも毒性を示さないため、再生医療分野だけでなく、幹細胞を用いた研究分野における新たな凍結保存法として期待される。