現役JKママ・重川茉弥、結婚・出産から1年「今が一番幸せ」 母になり強く「無敵だなって」
●予想外の高校生活も幸せ実感『今日好き』に感謝
昨年、16歳で1児の母になった現役女子高生モデルの“まやりん”こと重川茉弥(17)。2019年4月に出演したAbemaTVオリジナル恋愛リアリティー『今日、好きになりました。-ハワイ編』でモデル・まえだしゅん(19)とカップルになり、昨年6月に結婚、翌7月9日に第1子となる女児が誕生した。
今月9日に愛娘が1歳に。重川は、ママとして、ラストJK(最後の女子高生)として、モデルとして、さらに、自身のアパレルブランド「ミリロア」も立ち上げ、充実の日々を過ごしている。初のスタイルブック『とくべつないつも』(発売中)でさまざまな一面を紹介している重川にインタビュー。「出産を経験して自分は無敵だと思う思考になりました(笑)」と母になって強くなったという重川は、「今が一番幸せ」とにっこり。充実の日々を語ってくれた。
――『とくべつないつも』で、ママとしての重川さんも女子高生としての重川さんも、いろいろな顔を見ることができました。
スタイルブックということで写真が充実しています。私服のカットやメイクの紹介など、自分のことがぎっしり詰まっているので、ファンの子や応援してくださっている方に参考にしてもらえたらいいなと思っています。
――普通の高校生では味わえない経験をたくさんされていますが、昔、想像していた高校生活とは違いますか?
こうなるとは思ってなかったです。こういう仕事をするというのも視野に入れてなかったし、子供ができるというのも予想外のことだったのでびっくりですが、今はすごく充実していて幸せなので、結果オーライというか、すべてが良かったなと思っています。
――今の仕事のきっかけはTikTokだったんですよね。
はい。事務所の方がTikTokで見つけて声をかけてくださって、本当に軽い気持ちで始まった芸能生活でした。
――そして、オーディションで出演をつかんだ『今日好き』で運命の出会いが。『今日好き』はご自身にとってどんな番組になりましたか?
今があるのは『今日好き』のおかげだと思っています。しゅんくんに出会えたのも、子供に出会えたのも、そこでの出会いがあったからなので、すごく感謝しています。
――出産されてから1年ですが、お子さんが誕生した瞬間の感動は今も覚えていますか?
やり切ったという達成感と感動もあって忘れられないです。そのときしゅんくんが泣くのを初めて見て、それもうれしかったのでめちゃくちゃいい思い出になっています。
――お母さんになったんだなと感じる瞬間や幸せを感じる瞬間はどんなときですか?
保育園で先生と話している時などに、「あぁ、母親なんだな」と感じることがあります。そして、家族3人で笑い合っているときが一番幸せです。
――結婚・出産を経験され、何かご自身の中で変化はありましたか?
自分的には実感はあまりないのですが、周りから「大人になった」と言われることがあるので、私もしゅんくんも考え方が大人になったかなと思います。
――お母さんになられて強くなったのかなとも思うのですが、いかがでしょうか?
強くなったというのは、本当にそうです。出産を乗り越えたことが大きいと思いますし、違う意味で痛みにも強くなったなと。麻酔なしで手術できそうなくらい、出産を乗り越えたら自分が無敵だと思う思考になっちゃいました(笑)
――たくましいです! あと2人お子さんが欲しいということも本に書かれていましたね。
2歳差くらいで欲しいので、今、夫婦で話しています。
――無敵と感じている今、出産に対する怖さはないですか?
痛かったなというのはありますが、それが怖いから産まないとはならないですね。可愛いが勝ちます(笑)
●批判の声を乗り越え子育てに奮闘! ファンが支えに
――1年前に発売された初著『あの日、好きになって470日~恋愛リアリティーショーのその後の話』では、妊娠が判明した時の苦悩や、産むと決断した思いもつづられていましたが、改めて当時の心境をお聞かせください。
本当にすっごく悩んで、お母さんはもちろん、子供を出産している友達にも相談したのですが、おろすという決断にはならなかったです。彼女の話を聞いて勇気をもらい、自分も頑張ってみようと。
もし旦那さんが茉弥のことを切り捨てて逃げたとしても、1人で育てようという覚悟を持って産むという決断をしました。
――まえださんもお父さんになると覚悟を決め、重川さんの地元である大阪に引っ越しを。
「一生支えていく」と言ってくれて、今本当にいいパパになってくれて、すごく素敵な人です。
――結婚・妊娠を発表した際には、励ましの言葉だけでなく、批判のコメントが想像以上だったと。妊娠していたのでストレスを溜め込まないようにしたかったのですが、やっぱり目に入ってしまい、情緒不安定になって病んでしまうことがありましたが、しゅんくんがずっと支えてくれて、極力SNSを見させないようにしてくれました。
――ファンの方もSNSで特別なグループを作って励ましてくれたそうで、ファンの方との絆がすごいですよね。
ファンの子が本当に親身に、友達みたいに接してくれていて、私も友達みたいに思っています。そのときもファンの子にはめちゃくちゃ助けられて、ファンの子たちがいなかったら自分の身が大丈夫だったかなと思うくらい本当に支えになりました。
――今、立派に子育てをされていると思いますが、世間の声は変わってきましたか?
批判のコメントはほとんどなくなり、「すごいね」と誉めてくれる方が増えました。ちゃんと子育てしているんだなと皆さんに安心してもらうために、これからもSNSなどで日常を載せていこうと思っていますし、スタイルブックでも子育てのことについていっぱい載せているので見ていただきたいです。
――子育てにおいて大切にしていることはありますか?
めちゃくちゃしゃべるようにしています。植物も話しかけたほうがいいと言うので、話しかけるのは大事なのかなと。
――どんな子になってほしいですか?
元気に育ってくれたらそれでいいんですけど、思いやりがあって、優しくて、常識のある子になってほしいです。
――お母さんであり、女子高生であり、お仕事もされていて、両立は大変ではないですか?
癒やしが2人いる状況で、疲れても帰ったら家族がいるという素晴らしい空間にいさせてもらっているので、全然両立できています。今子供がいなかったらと考えられないくらい、本当に2人とも茉弥にとって必要な存在です。
――家事はお二人で協力してやられているそうですが、どのように分担しているのでしょうか。
妊娠中に洗濯物などしんどい作業をしゅんくんがしてくれて、そこからずっとしゅんくんが担当みたいになりました。私は、料理が担当かなと。それ以外はできる人がやるようにしています。
――夫婦ゲンカをほとんどしないそうですね。
私は(しゅんくんに)言うことないですし、茉弥はダメダメな部分もめちゃくちゃありますが、しゅんくんが優しくて怒らない人だからケンカに発展しないです。しゅんくんができている人だから成り立っている関係性です(笑)
●家庭・高校・仕事の両立「全部が充実」 今後も語る
――現役女子高生ママになってよかったなと感じていることはありますか?
幸せってこういうことなんだって思わせてくれたのが子供の存在だったので、若いうちに幸せをつかんだなと。早いうちからめちゃくちゃ幸せになれてよかったです。高校生活もっと遊びたかったとはあまり思わず、今が一番幸せだなと感じています。
――これからどんな家族になっていきたいですか?
家族みんな仲良く、3人でずっと一緒にいたいです。年が近いからこそ、子供が大きくなってからお姉ちゃんのように接してほしいし、いろんなところにショッピングに行ったり、夢がいっぱいあります。
――重川さんご自身としての夢はありますか?
将来こうなりたいっていうのがなくて、考えなきゃなと思っている最中です。お仕事も生活も、全部が充実しているからあまり先のことを考えないのかもしれません。
――ラストJKはどう過ごしたいですか?
高校生っぽいことをしておきたいなと。制服もいっぱい着ておきたいです!
――家庭も仕事もあるので時間は制限されてしまうと思いますが、遊ぶ時間は作れていますか?
(しゅんくんが)「遊んできな」って言ってくれるし、お互い自分の時間を作れるようにしています。茉弥が自分の時間を作っているときはしゅんくんが(子供を)見てくれて。
――卒業後は仕事に専念されるのでしょうか。
そうですね。特に将来の夢がないので、今の仕事をずっと続けていくのかなと思います。
――最後にファンの方にメッセージをお願いします。
今の自分があるのは周りの人たちのおかげで、ファンの方々にもすごく感謝しています。これからもファンのみんなに支えていただきたいと思っているので、これからもこんな茉弥をよろしくお願いします。そして、『とくべつないつも』は自分のいろんなことが載っているのでぜひ見てください!
■重川茉弥
2004年1月24日生まれ、 大阪府出身。2019年にAbemaTVの恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。-ハワイ編』(2019年4月)に出演し話題に。同番組でカップルになったモデルのまえだしゅんと昨年6月に結婚し、翌7月9日に第1子となる女児を出産した。モデルとして活躍し、今年、自身がプロデュースするアパレルブランド「ミリロア」も立ち上げた。昨年7月7日に初著『あの日、 好きになって470日~恋愛リアリティーショーのその後の話』、今年7月7日に初のスタイルブック『とくべつないつも』を発売した。