小さな動きで腹筋の体幹を鍛えるトレーニング - 間違った筋トレを正す
今回は、腹筋の体幹を鍛えるあお向けでの体幹トレーニングをご紹介します。
膝を立ててあお向けで寝転び、両肘をついて上半身を持ち上げた状態からスタートします。脚を持ち上げ、膝を90度に保ちます。そこから脚を前後に動かします。
○膝を90度に保ち、ゆっくり脚を前後に動かす
脚にばかり意識を向けていると、腹筋のトレーニングにならないので注意してください。効かせたい場所は腹筋です。脚を動かしながらも、腹筋の力で動かすという気持ちを忘れずに。
脚を持ち上げているときには、骨盤を床に押し付けるイメージを持ちます。脚を動かすときはゆっくりと。速くなってしまうと、正しい動きにならなくなるので注意してください。
○膝だけを動かすのはNG
腹筋の部分にしっかりと力を入れ続けるところに注意してください。足首はずっと90度を保つようにします。
膝を最初に90度にしてから、脚の高さをなるべく変えないように前後にゆっくりと動かします。
足首の力を抜いてしまって、膝だけを動かすのはNGです。膝下の高さはなるべく変えないよう、意識しながら行っていきましょう。
○10~30秒保持してから10回動かす
まずは、膝を持ち上げた状態で10~30秒間キープします。そこから、前後に10回ずつ動かしていきます。キープをしている状態でしっかりとおなかを床に押し付けて、力を入れているイメージをつかんでください。
前後に動かす回数を増やしてもOKですし、足首にアンクルをつけるとももなどにも効きますよ。ただし、アンクルをつけて脚が下がってしまう場合はやめた方がいいでしょう。
このトレーニングはほとんど動きがありませんが、しっかりと効かせることができます。他のトレーニングでも、自分が絞りたい部分や筋肉をつけたい部分をしっかりイメージしながら行ってみてくださいね。
○筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。
また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。