くらし情報『身代金を要求するランサムウェア、次の標的は「ウェアラブルデバイス」』

2015年8月24日 09:42

身代金を要求するランサムウェア、次の標的は「ウェアラブルデバイス」

身代金を要求するランサムウェア、次の標的は「ウェアラブルデバイス」
●ランサムウェアとは?

シマンテックは8月21日、記者向けに「ランサムウェア」に関するラウンドテーブルを開催した。米Symantecでノートン事業部のEVPを務めるFran Rosch氏がランサムウェアの現状とこの先の見通しを語った。

○数%のユーザーが騙されれば"ビジネス"が成立する「ランサムウェア」

そもそも「ランサムウェア」という言葉自体が聞きなれない人もいるだろう。ランサムウェアは、自分のデジタルデバイスに保存しているファイルを"人質"にとって金銭を要求するマルウェアで、かねてより存在していたものの、ここ数年の金銭目的のサイバー犯罪でその被害が急拡大している存在だ。

最初こそ、"不正アプリ"としてシステムに異常が出たとポップアップする形態をとっていたが、ユーザーの多くが「これは偽のポップアップだ」と判断して金銭要求に対して"NO"を突きつけていた。また、その後も2010年頃に偽のアンチウイルスソフトとして「デバイスがマルウェアに感染している。駆除したければお金を払え」として同様にポップアップ通知を行っていたが、これもまた「偽物」として多くのユーザーがスルーしていた。

ここで問題なことは、多くのユーザーが「スルー」

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.