2021年7月24日 12:30
中川大志、改めて知った動物たちの実情…先輩・林遣都の自然体からは刺激
23歳にして、すでに10年以上にわたってさまざまなジャンルの作品で印象を残している俳優・中川大志が、片野ゆか氏のノンフィクション小説を原案に映画化した『犬部!』に出演。林遣都扮する“大の犬好き”を自認する獣医学部の学生・花井颯太の親友となる、動物愛護サークル「犬部」を立ち上げる同級生の柴崎涼介を演じている。
2010年に発売され、獣医学部の学生たちが動物愛護活動に奔走する様を綴った原案小説に対し、映画版では実際に獣医師となった主人公たちの姿を描き、動物愛護活動における現在の日本のリアルを伝える。
動物映画としても、人間ドラマとしても引き付ける本作で、中川が柴崎を演じて感じたことや、「本当に尊敬している役者さんです」と語る林遣都との共演について聞いた。
○■実情を伝えるうえですごく大事な役だと思った
――動物ものは撮影が大変なイメージがありますが、オファーを受けたときの気持ちは?
もちろん大変だとは、ある程度想像していました。でも動物とここまでがっつりお芝居した経験はなかったので、まず「すごく楽しみだな、やりたいな」と思いました。動物は頭がよくてちゃんと人を見ているので、ごまかしが利かないですよね。