くらし情報『日本人は粘り強く成功にむかう - 益子焼きも勉強するカンボジアの陶工の働き方』

2015年8月25日 08:00

日本人は粘り強く成功にむかう - 益子焼きも勉強するカンボジアの陶工の働き方

日本人は粘り強く成功にむかう - 益子焼きも勉強するカンボジアの陶工の働き方
カンボジア、コンポンチュナン州オンドンルッセイ村は焼きものの村として有名です。ナラーさんは陶工として、ここで 伝統的なカンボジア陶器を現代のデザインで再構築し、陶器生産を地場産業として振興させようと日本の支援による「カンボジア伝統陶器プロジェクト」に参加しています。

■これまでのキャリアの経緯は?

小学校2年生ぐらいからおばあさんに習って素焼き作りを始めました。ろくろは16歳の時に村で行われていたドイツ支援のワークショプで習いました。ずっと家で仕事をしていましたが、2007年に一度、2008年半ばから2009年始めにかけてもう一度、シェムリアップ(アンコールワットのある街)の窯元で働きました。でも、田んぼが忙しい時に人が足りなくて大変なのと、自分の村で陶器を作りたくなって帰って来ました。

2009年から日本の支援で釉薬陶器作りのプロジェクトが村で始まりました。9~15世紀、カンボジアにはアンコールワットで有名なクメール王朝が存在しました。
その時代に生まれた「クメール焼」と呼ばれる優れた陶芸技術があったのですが、王朝の衰退とともに、その技術は失われてしまいました。プロジェクトでは「コンポンチュナン焼」

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