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ゼロから学ぶ MySQL 基礎の基礎 (2) MySQLをインストールしよう

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ゼロから学ぶ MySQL 基礎の基礎 (2) MySQLをインストールしよう
さて、今回はMySQLをインストールしていきましょう。インストールが完了すれば、データベースを操作できるようになります。

一般的に、Webサービスを作るためにはお手持ちのコンピュータに「ローカル開発環境」というものを構築して、そのなかでMySQLをインストールすることが多いのですが、本連載はMySQLの動かしかたを学ぶことを目的としていますので、WindowsとMac OSにインストールしていきたいと思います。すでにインストールが完了しているかたは、この記事は飛ばしていただいてかまいません。

○Windowsの場合

著者の環境 Windows 7(32bit)を例に解説していきます。まずは、MySQL公式サイトにアクセスします。画面の下のほうにいくと、2つのエディションが選択できることがわかります。ここでは、外部からの接続が可能となる「mysql-installer-web-community」をダウンロードしましょう。


SignUpをするように指示が出ますが、今回は「No thanks, just start my download」をクリックし、ダウンロードを開始します。

ダウンロードしたインストーラー(mysql-installer-web-community-5.6.26.0.msi)をダブルクリックします。ファイルを実行すると、MySQL Installerが表示されます。「License Agreement」画面下の「I accept the license terms」にチェックを入れて、[Next]ボタンを押します。

ここでは「Developer Default」を選択して、[Next]ボタンを押します。不足している製品がある場合には[Execute]ボタンが表示されますので、このボタンを押して必要なセットアップを行います。必要なセットアップが完了したら[Execute]ボタンが消えるので、そのまま[Next]ボタンを押します。Statusが「Manual」となっている部分は、手動でセットアップを行う必要がありますが、本稿の目的とは関係ないので、詳細は省略します。


MySQL関連のソフトウェア一覧が表示されたら、[Execute]ボタンを押して、インストールを開始します。インストール完了後、[Next]ボタンを押します。インストールに失敗した場合には、画面右のNotesに「Try Again」という文字列が表示されるので、そこを押してインストールを再度実行してください。

ここはデフォルトの状態で問題ありません。[Next]ボタンを押します。

管理者のパスワードを「MySQL Root Password」「Repeat Password」に入力して、[Next]ボタンを押します。

ここもデフォルトの状態で問題ありません。サービス名などの確認を行い、[Next]ボタンを押します。


[Execute]ボタンを押したら、設定完了です。[Finish]でインストールを終了します。

無事にインストールができているかどうかを確認するため、[スタート]ボタン>「すべてのプログラム」>「MySQL」>「MySQL 5.6 Server」>「MySQL 5.6 Command Line Client」を開きます。パスワードを聞かれるので、先ほど設定した管理者パスワードを入力しましょう。

次の画面が表示されれば、MySQLが利用できます。次回はこの状態から進めていきますので、画面の開きかたを確認しておいてください。

○Mac OSの場合

著者の環境 OS X Yosemite 10.10.4で解説していきます。まずは、MySQL公式サイトにアクセスします。
画面下のほうにいき、「mysql-5.6.26-osx10.9-x86_64.dmg」をダウンロードしましょう。

SignUpをするように指示が出ますが、今回は「No thanks, just start my download」をクリックし、ダウンロードを開始します。

ダウンロード終了後、「mysql-5.6.26-osx10.8-x86_64.pkg」をダブルクリックし、インストールを開始します。

インストール画面が表示されたら[続ける]ボタンを押し、続いて「使用許諾契約」に同意して[続ける]ボタンを押します。以下の画面で[インストール]を押してコンピュータ管理者のパスワードを入力すると、インストールが開始されます。

インストールが完了すると、「システム環境設定」に「MySQL」のアイコンが表示されていると思いますので、それをダブルクリックして、コンピュータにインストールされたMySQLサーバを立ち上げます。MySQLを開き、「Start MySQL Server」を押します。

MySQLサーバが立ち上がりました。


次にターミナルを開いて「 cd /」と打ち込み、ルートディレクトリに移動します。

MySQL実行ファイルのある場所で、MySQLサーバに入ります。著者は、「/usr/local/mysql/bin/mysql -u root -p」と打ち込んだ後、パスワードを入力してサーバに入りましたが、エラーが出る場合は末尾の「-p」をとってみてください。なお、毎回同じコマンドを打ち込むのは手間ですので、/usr/local/mysql/bin にPATH(パス)を通すことで、簡単に接続することができます。PATHの通しかたについては下記をご覧ください。

次の画面が表示されれば、MySQLが利用できます。次回はこの状態から進めていきますので、画面の開きかたを確認しておいてください。

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