愛あるセレクトをしたいママのみかた

アラサー男性座談会 (3) 人脈作りのコツ

マイナビニュース
アラサー男性座談会 (3) 人脈作りのコツ
新入社員時代を経て、20代の後半からやっと仕事の真価がわかり始めたアラサー世代。仕事も人生もこれからという過度期は、様々な悩みも生じる。

企業で働く、企業内独立、経営者など、ワークスタイルが異なる4人に、スキルの磨き方、キャリアアップや人脈の作り方、部下や上司との人間関係など、アラサーならではの悩みや、仕事で工夫していることを語り尽くしてもらう。

○柔軟性と受け入れる力で広がる人脈

――経営者、中間管理職、企業内独立とワークスタイルが異なる4人のアラサー男性による座談会第3回目のテーマは「人脈作りのコツ」です。

まず新規事業立ち上げにあたって、信頼できる仲間の存在が原動力という小堀さんに、人脈作りの極意を一言で教えてください

小堀:自分の器以上の人は、寄ってこないというのが、人脈の鉄則ですね。
コアスキルとしての心、技、体が同レベルの人が集まる。つまり肉体と技術と心、魂レベルで仲間が集まってくるのです。

一言でいえば『ビー、アンビシャス』。
少年よ、大志を抱け。自分自身のことですが、かつて拝金主義に走っている時は、顔がくすんでいました。それに気づいてから、自分の正義に反しないことをすると決めた。だから、一緒に生きていきたいという仲間が現れた。

――拝金主義に走らないストッパーや、自分の正義をわかってくれる仲間の存在が大きく、人脈は同じ器が集まるということですね。反町さん、顔に反論と書いていますが、いかがでしょう

反町:自分の器以上の人は、寄ってこない。それは果たして、そうでしょうか。人脈は、自分の器だけで決まるのでしょうか。


アジアピクチャーズエンターテイメントの創業に出資してくださった某大手企業会長は、物腰が柔らかく、多種多様な会に顔を出し、様々な方とお会いしています。アジアピクチャーズエンターテイメント会長の上野共々、親身にしてくださいます。某大手企業会長を見ていると、柔軟性と受け入れる力が人脈の広がりに繋がっていると感じます。バックボーンにぶれない軸があるからだと思います。

――アジアピクチャーズエンターテイメントの上野由洋会長とも、ひょんなところで知り合ったそうですね

反町:はい。2年前に出席したセミナーの隣が上野でした。セミナーの内容に新鮮さを見いだせなかったので、一緒に退席して、お茶してから連絡を取り合い、親しくしているうちに、映画会社の設立メンバーになったという間柄です。渋谷:外に出ることも大事です。
フットワーク軽く動いていると、求めている人に出会える。アンテナを張り巡らせているからですね。

――「幸福な偶然」こそ、人生の醍醐味かもしれません。人生何が起こるかわからないわくわく感で行動すると、新しい道が開ける。これが人脈作りの根底に流れる不滅なものですね

佐久間:賛成です。補足すると、人脈作りに大事なことは、出会った方々との関係を深めること、途切れさせないことだと思います。出会いを大切にする。それが人脈の作り方の基本です。


振り返ってみると、僕は入社当時、合う人や合わない人の線引きが多かった。でも30歳になった今は、自分から線を引かなくなりましたね。自分が知らないことを相手から引き出すように、つまり相手から学ぶという姿勢に変わりました。

小堀:30代になれば、『知らない』は言えなくなります。『知りません』『できません』『わかりません』を言ってはならない。30代は責任重大な時期です。知識を積み重ねるためにも、読書は欠かせない。特に人物ルポは、人生の疑似体験に結びつきます。
若いうちから人物ルポをぜひ読んで、人間とは何かという勉強をしてほしいですね。

――小堀さんが推奨する「人間を知るための読書」はあらゆることに役立ちます。また佐久間さんの「自分より知っている人がいたら、学ぶ姿勢を持つ」という柔軟さも、人脈作りに重要です。それから反町さんが某大手企業会長を例に「受け入れる力」も。受け入れる力に、器の度合いが表れますから

○奉仕の精神こそ、人脈の広がりを促す

渋谷:僕の人脈作りの根底にあるのは、『お客様の喜ぶ顔を見たい』です。保険というジャンルでコンサルを担いながら、人と人を繋ぐことも役割だと思っています。

例えば、優れた能力を持っている人を紹介するなど、求めている相手に与えられるメリットを最大限に考えます。すると自然に、営業マンとして努力できますね。
人脈作りだけでなく、スキルアップにも役立ちます。保険屋として商品を広めたいのは手段であって、『力になりたい!』という人に、積極的にアプローチすることも、人脈が広がっていくことに繋がっています。

――渋谷さんの根底にあるのは、「お客様の喜ぶ顔を見たい」という奉仕の精神ですね。人が集まる強力な武器でしょう

次回は「キャリアアップの方法」。キャリアアップの推移は、仕事の在り方にもつながるテーマです。

提供元の記事

提供:

マイナビニュース

この記事のキーワード