2015年8月29日 10:00
レコードの上を回る自走式プレーヤー、35年ぶりのリニューアル
stokyoは8月27日、自走式アナログレコードプレーヤー「RECORD RUNNER」を発表した。発売は9月末。価格はオープンで、推定市場価格は6,980円前後(税込み)。
RECORD RUNNERは、ミニカーのようなスタイルのレコードプレーヤー。本体の下にレコード針があり、レコード盤の上をくるくると走り回りながら音楽を再生する。電源は9V形の乾電池1本。33回転のレコードのみに対応する。スピーカーも内蔵しており、本体のみでミニマムなレコード再生環境を実現できる。
RECORD RUNNERは、35年前に発売された「サウンドワゴン」をリニューアルしたもの。サウンドワゴンでは自車の位置を光学的に求めており、処理はアナログで行われていた。それに対して新モデルでは、内蔵マイコンによる制御に変更。より確実にレコードの溝をトレースできるようになった。
また、従来はレコード針が交換できず、針先が摩耗すると修理扱いとなっていたが、新モデルでは針をユーザー自身で交換可能となった。交換針も同社から発売予定だが、現時点では価格は未定となっている。
カラーはディープパープルとライムグリーンの2色。製造はすべて国内、ハンドメイドで行われる。
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