ボーイング777Xの仕様完了 - 生産は2017年より、ANAなど6社から現状320機
777Xファミリーは777-8と777-9を予定している。競合するエアバスのA350と比べて航続距離や有償搭載量、消費燃料などにおいてメリットの高い機材であることをアピールしており、運航コストは10%低く燃料費も12%向上するという。
コンフィギュレーションが完了した後は、風洞試験を経て空力性能や構造負荷などが要件を満たしているかを確認する。そして、部品や組み立て、その他システムの詳細設計を行う。詳細設計が完了すれば生産に移行となり、生産は2017年より開始を予定している。777Xプログラムは世界6社から320機の受注・コミットメントを獲得しており、日本の航空会社からはANAも20機を確定発注している。