くらし情報『巨人Intelに挑め! - 自作PCユーザーを歓喜させたK6シリーズ (1) 遅れてきたK5』

2015年8月31日 11:21

巨人Intelに挑め! - 自作PCユーザーを歓喜させたK6シリーズ (1) 遅れてきたK5

巨人Intelに挑め! - 自作PCユーザーを歓喜させたK6シリーズ (1) 遅れてきたK5
○時代はコンシューマ市場へ

NeXGenの買収も発表され(発表は1995年10月、買収完了は1996年1月)、AMDが次期製品K6を出すということは周知の事実になったが、PC市場はIntelのPentium、MicrosoftのWindows 95(1996年の10月に発表)主導で飛躍的な成長を続ける。IntelはPentiumの大成功をさらに加速する形で、PentiumにMMX(マルチメディアエクステンション)という命令セットを追加し、今までは主にビジネスに使われていたPCプラットフォームをゲームなどの個人的な市場に展開するのに躍起だった。何しろ、ビジネス市場とコンシューマー市場とは規模の桁が違う。今まで、コンピューターだったものが、オンラインゲームのハードウェアになってしまうのだから…

ビジネス市場の製品が一般コンシューマー市場に転換してゆく際に大きく立ちはだかるのは、コストである。ビジネス市場はあくまでも企業の生産性向上の投資対象であるが、コンシューマー市場は個人のポケットマネーから払われるのであるから、おのずとコスパ=コスト・パフォーマンス(このような言葉も、今から考えると電子機器の個人市場への拡大から生まれてきたのだと思う)

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