2015年9月2日 10:29
米Nextbit、賢くクラウドと連携するAndroidスマホ「Robin」発表
米Nextbitがクラウドと密接に連携するAndroidスマートフォン「Robin」を発表、1日にKickstarterプロジェクトを開始した。Robinはユーザーのアプリ利用をモニターし、内蔵ストレージの空き容量が少なくなってくると重要ではないファイルを自動的にクラウドにアップロードしてストレージに十分な空きを作る。
Nextbitは「クラウド・ファースト」というコンセプトを掲げ、クラウドOSに統合されたスマートフォンとしてRobinを開発した。内蔵ストレージは32GBだが、Robinには100GBのクラウドストレージが付属する。Robinは内蔵ストレージの状態を見ながら、使用していないアプリやファイルを自動的にクラウドに移動させ、必要な時にストレージ不足に陥るのを防ぐ。移動の対象になるのは一般的なファイルであり、個人情報に関するデータなどをクラウドに移動させることはないという。クラウドに置いてあるアプリやファイルを使う時は、端末でタップすると自動的にローカルに戻される。全て自動で行われるため、ユーザーがローカルとクラウドの移動を意識する必要はない。
この使い方だとデータ通信を消費するが、デフォルトではWi-Fiに接続している充電中にバックアップを行うように設定されている。