2015年9月2日 14:39
iPhoneの当選を騙るメッセージにIPAが注意喚起 - iPhone人気に便乗した手口
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は1日、iPhoneの人気に便乗した偽のメッセージを送りクレジットカード情報の入力やアプリのインストールを促す手口について注意を呼びかけている。
IPAでは、今年の6月以降「ウェブサイトの閲覧中にiPhoneがもらえるというメッセージが表示された」「iPhoneがウイルスに感染したという警告が表示された」という相談がiPhoneユーザーから寄せられているという。いずれもクレジットカード情報の入力やアプリのインストールを促すための偽のメッセージ、警告であると指摘。メッセージの内容を鵜呑みにせず、すぐに表示されているウェブサイト(ブラウザのタブ)を閉じることが賢明だとしている。
iPhoneの当選を騙った手口では、ウェブサイト上のあるリンクをタップすると、突然「おめでとうございます」というポップアップメッセージが表示される。その後、いくつかのアンケートへの回答を促され、回答を終了すると確認画面の表示を経て、再びiPhoneが当選したと表示される。さらに手続きを進めると別サイトに誘導され、当選したiPhoneの発送に必要という名目で氏名・住所・メールアドレス・クレジットカード情報の入力を促される。