くらし情報『菅田将暉、映画に挑むときの意識は「残そう」ドラマや舞台ともまた違った感覚に』

菅田将暉、映画に挑むときの意識は「残そう」ドラマや舞台ともまた違った感覚に

菅田将暉、映画に挑むときの意識は「残そう」ドラマや舞台ともまた違った感覚に

沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』が現在公開されている。小説家・原田マハ氏の同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握った同作は、映画監督を目指し夢を追っていた若き日のゴウ(菅田将暉)と、ギャンブル漬けで借金まみれとなった現在のゴウ(沢田研二)に起こった奇跡を描き、映画愛溢れる作品となっている。

今回は、主演の菅田にインタビュー。山田洋次監督作品に初参加となった菅田が感じた監督の印象や、盟友・テラシン役の野田洋次郎について、さらには「映画」というものの面白さについても話を聞いた。

○■山田洋次監督は「人の触れ合いに敏感」

——菅田さんのマネージャーさんが山田洋次監督のファンということも明かされていましたが、菅田さんご自身は山田監督や山田監督の作品について、どのような印象を持っていましたか?

やっぱり『寅さん』のイメージが大きかったですし、もう、“偉人”です。教科書に出てくる人みたいな、いつの間にか知っている存在というイメージでした。「山田洋次」というジャンルがあって、そこにはいつも、いっぱい人に迷惑かけるんだけど、憎めない人たちがいて。

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