東京都・白金台でアートとしてのジュエリーを創造する作家の展覧会
東京都・白金台の東京都庭園美術館は、アートとしてのジュエリーを創造するコンテンポラリー・ジュエリーの分野を代表する作家に焦点をあてる「オットー・クンツリ展」を開催する。会期は10月10日~12月27日(第2・4水曜日・12月24日休館、12月23日は開館)。開館時間は10:00~18:00。観覧料は一般1,000円、大学・専門学校生800円、中・高校生・65歳以上500円。
同展は、アートとしてのジュエリーを創造するコンテンポラリー・ジュエリーの分野を代表するオットー・クンツリの、1967 年の初期作から本展のための最新作まで長いキャリアを網羅する約150件のジュエリーのほか、写真、ドローイング、インスタレーションによって構成されるもの。オットー・クンツリはジュエリーが持つ身体との関係性、さらに他者や社会と結びつけるコミュニケーションの触媒としての性格を巧みに利用して、ジュエリーを普遍的な人間存在や社会のメタファーへと変換させてきた。一貫してコンセプチュアルなアプローチを続けながらも、そのユーモア溢れる表現はコンテンポラリー・ジュエリーの世界にとどまらず、多くの人々に受け入れられているという。