くらし情報『東京都・千代田区で、写真×オブジェクトを融合させた三田村光土里の個展』

2015年9月3日 10:27

東京都・千代田区で、写真×オブジェクトを融合させた三田村光土里の個展

東京都・千代田区で、写真×オブジェクトを融合させた三田村光土里の個展
東京都・千代田区のアートスペース「アーツ千代田3331」内のギャラリー「Bambinart Gallery」では、美術家・三田村光土里氏の個展「DRIFT」が開催される。会期は9月5日~20日(月曜・火曜は休廊)。開場時間は12:00~19:00。入場無料。

同展は、さまざまな素材を用いたインスタレーション作品を国内外で発表している美術家・三田村光土里(みたむらみどり)氏の個展。自身の経験や記憶、追憶をモチーフに、写真や映像、オブジェクトが物語の挿絵のように配置されたインスタレーション作品は、彼女自らが「人が足を踏み入れられる三次元のドラマ」と称している。

また、三田村氏は同展の開催に関して「DRIFT(ドリフト)とは、流れにまかせて漂うとか、それによって堆積するものという意味です。私が写真を撮るのは、画(え)を意識したときだけで、思い出のためにカメラを構えることは、実はあまりありません。
それでも撮り溜めた写真の中には、なんのてらいもなくシャッターを押した、普段は目にとまることのない写真が眺められます。そこでは、意味に縛られない、素朴な自分の視点と思いを観ることができます。最近は、そうした、つかみどころのない写真のしなやかさと、用途や機能がよくわからない道具の存在感に強く惹かれます。

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