野菜・果実ジュースは生にんじんよりβ-カロテンを多く吸収できると判明
β-カロテンとは、緑黄色野菜に多く含まれるだいだい色の色素成分で、強い抗酸化作用を持っている。摂取すると体内で必要な量だけビタミンAに変換し、夜間の視力の維持、皮膚や粘膜の健康維持を助けることが報告されている。また、肌のターンオーバーの促進、シミ予備軍を減らす効果も期待できるという。
これまでに、にんじんに含まれるβ-カロテンは、加熱や細かく砕いたりすることで、吸収性が高まることがわかっている。今回は、にんじん加工品(にんじんピューレー、にんじんペーストなど)を原料に使用した野菜・果実ミックスジュースと生にんじんのβ-カロテンの吸収性を比較した。
試験では、健常な成人男女12名に生にんじん90g、野菜・果実ミックスジュース200mLを、いずれも朝に摂取してもらった。実験に用いた生にんじんは90gあたりβ-カロテンを5900マイクログラム、野菜・果実ミックスジュースには200mLあたりβ-カロテンを5700マイクログラムを含んでいる。
それぞれ、摂取前と摂取後(4・12・24時間後)の血中のβ-カロテン濃度を測定したところ、生にんじんを摂取した場合と比較して、野菜・果実ミックスジュースを摂取した場合は摂取後、血中のβ-カロテン濃度が有意に増加したことを確認できた。
また、β-カロテンの吸収率の指標となる血中濃度曲線下面積(AUC)も算出。AUCの値が大きいほど、吸収量が多いことを示すが、野菜・果実ミックスジュースの摂取は、生にんじんの摂取よりも大きいAUCを示した。この結果より、野菜・果実ミックスジュースを摂取した方が、β-カロテンを効率よく吸収できることがわかった。
同社は、野菜・果実ミックスジュースの方が生野菜よりβ-カロテンが吸収されやすいという理由について、「野菜・果実ミックスジュースの原料に加熱および破砕された野菜加工品を使用しているためであると考えられます」と述べている。
野菜や果実などの植物には強固な細胞壁があり、それが栄養の吸収を阻害している。細胞壁は加熱や破砕など加工することで壊れるため、野菜加工品を使用した野菜・果実ジュースは、β-カロテンをはじめとする栄養素が体に吸収されやすくなるのだという。
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