2015年9月7日 13:25
3kgの体重増で疲れやすさは2倍以上!? 体重の増減と疲労の影響が明らかに
ウーマンウェルネス研究会 supported by Kaoはこのほど、整形外科・スポーツドクターの中村格子先生監修のもと、疲れやすさの原因とメカニズムについて明らかにした。
首都圏に住む20代~50代男女693名に、日常生活での疲労頻度を尋ねたところ、88.7%が「疲れを感じている」と回答した。「疲れやすさ」と「1年以内の体重の増減」について質問すると、「かなり増えた(3kg以上)」と「かなり減った(3kg 以上)」と答えた人の約半数(52.0%、44.2%)が「疲れを頻繁に感じる」と回答している。
また、「疲れを頻繁に感じる」人の割合は、「体重に変化がない」人よりも「かなり増えた(3kg以上)」人の方が2倍以上多く(23.9%→52.0%)、体重増加が激しい人ほど、疲れを感じているということが明らかになった。
整形外科・スポーツドクターの中村格子先生によると、疲れやすさは体重の増減に大きく影響しているという。疲れやすさの要因は体質にもよるが「身体の作り(筋肉と脂肪の比率) 」と「身体の動かし方」に大きく分けられる。
「疲れやすいか疲れにくいかは、筋肉と脂肪のバランス=体脂肪率である程度決まっています」