2015年9月9日 22:48
マルチOS・マルチデバイス対応の新「Acronis True Image」発表会 - サブスクリプション版は容量無制限クラウド付き
既報の通り、アクロニス・ジャパンは9月9日、個人向けとなるバックアップソフト「Acronis True Image 2016」と「Acronis True Image Cloud」を発表。ここでは同日に行われた発表会をレポートする。米アクロニス社 CEOのセルゲイ・ベロウゾフ氏も訪れた。
まず、今年(2015年)アクロニス・ジャパンの代表取締役に就任した大岩氏が簡単にスピーチ。「注視しているのはシステムバックアップ、モバイル、クラウド、コンシューマー。日本は通信インフラが安定していて、たくさんのユーザーが多岐にわたるマルチデバイスをすでに経験中であることから、モバイルデバイスも意識したコンシューマー向けクラウドバックアップソフトを発表できるのは大変重要」(大岩氏)と述べた。
米Acronis社 CEOのセルゲイ氏は、自社の概況と新製品について説明した。アクロニス社はバックアップソフトで有名だが、その原動力となっているのが多大な開発投資。
社員の半数が研究開発部門に所属することで、先進技術を開発しているという。
近年「データの爆発」といわれているように、日々多くのデジタルデータが生まれており、個人でもスマートフォンの普及などによって、大量のデータを生成・保持するようになった。