くらし情報『40代後半から映画脚本の道へ - 『天空の蜂』脚本家が語る、仕事のエッセンス』

2015年9月10日 11:03

40代後半から映画脚本の道へ - 『天空の蜂』脚本家が語る、仕事のエッセンス

40代後半から映画脚本の道へ - 『天空の蜂』脚本家が語る、仕事のエッセンス
●ハリウッドのシナリオ構造を意識
東野圭吾原作、堤幸彦監督の映画『天空の蜂』。テロリストの遠隔操作により原発の真上にホバリングする巨大ヘリコプター、墜落すれば未曾有の事故となる状況において、日本を救うために現場を奔走する技術者たちを江口洋介、本木雅弘など豪華キャストが演じる。

1995年に発表された原作は文庫にして600ページを超えるボリュームであり、社会的な問題意識とサスペンス要素を両立する。このエッセンスをぎゅっと濃縮させつつ、映画ならではの迫力を追加する役割を担ったのが、脚本家の楠野一郎氏だ。放送作家として活躍しながら、40代後半で映画脚本に携わるようになった楠野氏のキャリアについて、そして映画の脚本づくりについて話を伺った。

○脚本の三幕構造を大切に

――楠野さんが、この作品に携わるきっかけは何だったんですか?

2011年くらいにも松竹で別の脚本のお仕事をしていて、そのときのプロデューサーの吉田繁暁さんが本作にも携わっているということで声をかけてもらいました。それまで、『電車男』など、6~7本くらい脚本協力をしていて、2013年に竹中直人さん主演の『ケンとメリー 雨あがりの夜空に』と言う映画のときに一人で脚本を担当して、今回が二本目なんです。

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